樹木葬の木の種類は何が選ばれている?埋葬方法や特徴を解説します

樹木葬は墓石の代わりに樹木を墓標とする自然葬です。

樹木はそれぞれ特徴があるため、どのような木が樹木葬に使われているのかが気になっている方もいるのではないでしょうか。

 

そこで、この記事では樹木葬で選ばれることの多い木の種類を紹介します。

また樹木葬の埋葬方法や特徴も解説するので、樹木葬について興味がある方はぜひ参考にしてください。

樹木葬で選ばれる木の種類8選

樹木葬で選ばれる機会が多い木の種類を8つ紹介します。

樹木葬の木の種類1.桜

日本人になじみのある桜は樹木葬でも人気があります。

満開の桜に感動する方は多いのではないでしょうか。

 

桜の花が散る様からはかなさを連想させることもあり、日本人の死生観がよく表れています。

ちなみに、桜の木を使った樹木葬は「桜葬」とも呼ばれています。

樹木葬の木の種類2.ヤマツツジ

ヤマツツジは成長しても4メートルほどの低木です。

大きくなりすぎないため、樹木葬でよく選ばれます。

 

4月から6月頃には赤色や朱色の花が咲き、目に鮮やかです。

樹木葬の木の種類3.ハナミズキ

ハナミズキは街路樹として植えられていることもあり、普段から目にしている木の一つです。

春には花を付け、秋には紅葉が楽しめます。

 

高さは5メートルほどなので、樹木葬で扱いやすい木といえます。

樹木葬の木の種類4.エゾアジサイ

梅雨の季節になると青色や白色などの花を咲かせるエゾアジサイ。

落葉広葉樹であり、2メートル以上成長しません。

樹木葬の木の種類5.カラマツ

盆栽の材料として使われるカラマツは大きく成長します。

春先には新緑、秋は紅葉が楽しめ、冬になると葉を散らします。

樹木葬の木の種類6.クスノキ

神社でよく見かけるクスノキは常に葉を付けているので、冬になっても明るい雰囲気を維持できます。

大きく成長する様から力強い生命力を感じるでしょう。

樹木葬の木の種類7.カエデ

赤色や黄色に染まったカエデの葉は秋の風物詩として、多くの日本人になじみがあります。

夏には青々とした緑の葉も楽しめます。

樹木葬の木の種類8.ポプラ

公園や街路樹などで見かけ、空に向かって力強く伸びるポプラ。

5月から6月にかけて、綿毛が付いた種子を大量に付ける様子がきれいです。

樹木葬で不向きの木の種類

樹木葬はスペースが限られています。

そのため、大きく成長する木は適していません。

 

根が広く張ってしまうと、ほかの利用者のスペースに影響を与えるおそれがあります。

樹木葬で選びたい木は事前に相談ができる霊園や寺院墓地があるので、まずは問い合わせてみると安心ですね。

樹木葬の種類と特徴

樹木葬は大きく分けられると下記の3つです。

 

・里山型

・公園型

・ガーデン型

 

それぞれ紹介していきます。

樹木葬の種類1.里山型

里山型は自然の豊かな里山に遺骨を埋葬する樹木葬です。

敷地は広く景観がよいため、自然の中で静かに眠りたい方に選ばれています。

 

ただし広大な土地が必要なことから、交通アクセスが不便な場所に立地していることが多いです。

樹木葬の種類2.公園型

公園型は霊園や寺院墓地の一角にあります。

敷地内は整備されており、お墓参りがしやすく明るい雰囲気が人気の理由です。

 

ただ、区画整理された様子を見て「自然が少ない」と感じるかもしれません。

樹木葬の種類3.ガーデン型

公園型よりもさらにコンパクトな樹木葬がガーデン型です。

庭園のように整った様子が好評で、バラや草花が美しく彩られています。

 

しかし、ほかの樹木葬と比べると費用が割高になる傾向があります。

樹木葬の埋葬方法

樹木葬の埋葬方法はこちらの3種類があります。

 

・合祀型

・集合型

・個別型

 

一つずつ見ていきましょう。

樹木葬の埋葬方法1.合祀型

合祀型の樹木葬は、ほかの方の遺骨と一緒に同じシンボルツリーの下に埋葬する方法です。

 

合祀型は場所をとらず、個別のシンボルツリーが必要ないことから安価で利用できます。

また、年間管理費が不要のケースが多いです。

 

しかしほかの方と遺骨が混ざるので、遺骨の取り出しには対応できません。

樹木葬の埋葬方法2.集合型

集合型の樹木葬は個別に設けられた区画に遺骨をおさめる方法です。

 

シンボルツリーは共同ではあるものの、個別の区画があるため遺骨の取り出しができます。

さらに、遺骨がおさめられている場所が分かりやすい点もメリットです。

 

ただし合祀型よりも費用は高くなり、一定期間が過ぎたあとは合祀されるケースが多くあります。

樹木葬の埋葬方法3.個別型

個別型の樹木葬は個別で区画が分かれており、好みの木を植えられる埋葬方法です。

 

一般墓と同じようにお墓参りができるので、樹木葬に否定的な方の理解を得やすいでしょう。

また納骨人数にも柔軟に対応しており、家族や夫婦などでの利用がしやすいです。

 

樹木葬の埋葬方法の中ではもっとも費用が高くなります。

集合型と同じように、将来的には合祀されることが多いです。

まとめ

樹木葬でよく選ばれる木は桜やヤマツツジなどがよく選ばれています。

大きく成長せず、なじみのある木が樹木葬に好まれる傾向があるようです。

 

樹木葬には種類や埋葬方法により、景観や交通アクセス、遺骨の取り出しの可否などが異なります。

樹木葬を考えているのであれば、どのような木の種類を選ぶのか、埋葬方法はどうするのかなどを理解しておくとよいでしょう。

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